一般社団法人 日本薬剤疫学会

すべての人々により安全な医薬品を

拡充委員会

拡充委員会は、学術活動の活性化による薬剤疫学会の会員数の増加を図る活動を行っています。昨今は医療情報のIT化によるリアルワールドデータ研究やデジタルヘルスの時代を迎え、薬剤疫学の重要性が益々高まっていることから、活動の一環として2020年に「JSPE youthful experience (略称:YE)」を発足しました。YEでは、情報や意見交換が可能なコミュニケーションプラットフォームを設け、会員同士のコミュニケーションの促進を図り、また学術総会におけるシンポジウムの企画・運営などを通じて、より多くの方々に薬剤疫学への関心を持って頂く取組みをしています。当学会の会員数(以下、図を参照)は2011年学会設立以来増加し続けており、2023年(10月時点)には559名となりました。疫学研究を専門とする研究者や学生、医療現場の医師、薬剤師、統計家はもちろんのこと、規制当局の担当者、製薬企業のメディカルアフェアーズ部門、市販後安全性担当部門、マーケティング部門、HEOR/HTA部門、CRO、データベース事業者など、製薬・医療健康産業に関わるより多くの企業からの方々に引き続きご関心いただけるよう活動して参ります。 

「JSPE youthful experience (略称:YE)」へのご参加について

YEには、日本薬剤疫学会の会員の方も非会員の方もご参加いただけます。日本薬剤疫学会のTeamsにメンバー登録が完了した後にメンバー同士でのコミュニケーションに参加いただけますので、ご希望の方は薬剤疫学会事務局(info-pharmacoepi@jspe.jp)へご連絡をお願いいたします。 

拡充委員:川上浩司(委員長)、岩上将夫、原梓、宮崎真、深澤俊貴、定月保就、小林朋子 

過去のYE企画関連資料

2022年度

第27回学術総会では「研究立ち上げ~論文化に至るまでの一連の流れに関する座談会」を開催し、深澤 俊貴先生(京都大学大学院医学研究科)、中川 俊作先生(京都大学医学部附属病院)、石川 智史氏(東北大学大学院薬学研究科)らに登壇いただき、座長の原 梓先生(慶應義塾大学)、定月 保就氏(バイエル薬品株式会社)とともに産学の立場から議論いただきました。200名以上の方が参加され、大変盛会となりました。

2021年度 

第26回学術総会では、YE運営メンバーから「コロナ禍での薬剤疫学勉強法!」をご紹介し、約100名の方が参加されました。会期中はこのほか展示ブースを設け、学会員や学会員でない方々とも交流を深めました。 

2020年度 

新型コロナウィルスの流行により学術総会が順延となり、代わりに開催された「薬剤疫学2020 Online」において、「JSPE youthful experience」発足記念イベントを開催し、運営メンバーや活動内容についてご紹介しました。